醗酵の郷つくいメンバー紹介 / 石山草子農園


Fujino marumaru marche 2017

石山草子農園 石山草子さん

相模湖の近くで畑を営んでいる石山草子さん。

全部で2.2反という広さの畑で野菜や大豆を育て

「相模湖大豆の会」「つくいやさい」などの集まりを束ね、

地域と繋がり、仲間と繋がり、そして色々な人を農の世界に引き込んでいます。

畑を初めて借りたのは3年前。はじめは農家になるつもりはなかったという石山さん。

それまではカフェを経営されていました。

さて、どんなストーリーが‥


—そもそもどうして畑を始めようと思ったのですか?

石山:15年くらい前にアナフィラキシーになってしまって。その頃とても潔癖性で、ペンとか人が触ったものを持てないほど。常に除菌ティッシュを持ち歩いていたんです。(笑)免疫が相当落ちていたんでしょうね。それで、安心して食べられる野菜を自分で作りたいと思って。


—自分で畑をやってみて何か身体の変化はありましたか?

石山:とにかく元気になりました。毎日楽しそう!って言ってもらえるし。2.3年前までは顔色も悪くて。その頃の私を知っている知人は、随分変わったって感じると思います。


—この地を選んだのはどうしてですか?

石山:畑を探していたら、妹からこんな場所があるよ、と教えてもらって。でも始めは全然畑を借りることができなくて。それまで畑を借りても続かなくて、放置してしまう人が多かったみたいなんです。そもそも私なんてやったこともないから、甘く見てるって思われていたのかもしれません。


—やっぱり借りるのって難しいんですね

石山:何度も何度も通って。地主さんがうるさいやつだなあって根負けしてくれました(笑)そこから近くの家も借りて、東京との二重生活をしていたのだけど、ホント甘くなくて(笑)結局夫婦で引っ越してきちゃいました。そこからですね、周りの目が変わったのは。


—畑を始めてみて、苦労されたのはどんな点ですか?

石山:私全くの素人だったので、畑の地主さんから色々教わったり、本を読んだりするのだけど、そうすると畑のことがますますわからなくなってしまって。農法も考え方もみんな違いますしね。今3年やってみて、いっぱい発見がありました。毎年違うし、完璧にできたことは一度もないけど、野菜に適度な場所を聞いてあげたりして、自由にやらせたらいいんだって気づいたんです。人間なんてそのお手伝いするだけ。ヘソ曲げたらその都度考えています(笑)


—栽培方法は?

石山:無農薬、無施肥です。一部米ぬかや腐葉土を使ったり。マメ科とかイネ科の緑肥も。草も一緒に植えておくと、日よけや風よけ、土づくりになります。大豆なんてね、鳥が結構食べちゃうんです。赤い薬をつけたらいいよって親切に教えてくれる人もいるけど、農薬じゃない薬だとしても必要じゃないことはしたくないんです。ネットを張ればいいことだし。


—徹底的にこだわっていますね。

始めの頃シードセミナーに参加して、化学肥料で育てた野菜の味見をした時に、メタボな野菜の味が当たり前になっていたのがショックだったんです。そりゃあ入れたら楽なのはわかっているけど、限界まで何も入れないでやってみたいんです。アレルギーを気にしている方たちが、無農薬無施肥だから欲しいと言ってくれている。その方たちに堂々と提供したいんです。あと種も固定種でやりたいですね。この地に強い種を繋げていきたいなあって。


—地域の方たちや農家仲間との交流はありますか?

石山:土地も家も全て借り物で、地域の人と話をしながらやっていかないとやれないですね。地域の方が江戸時代よりも前から続いている古民家を貸してくれて、そこに農道具を置かせてもらったり、農家仲間とのミーティングに使わせてもらったり。

トラクターの貸し借りもあるし、仲間から苗を買ったりしています。1人でできる限界ってあって、そしたら仲間と一緒にやれば、労力も少なくて済むし、いいとこ取りもできますしね。


—個性的で農法も違う11の農家さんが集まった「つくいやさい」もそうやって生まれたんですね

石山:みんなでイベントに出店したり、宅配もしています。宅配は、それぞれ第一希望の野菜を挙げてもらって、その中から私が主婦目線で選ばせてもらっています。ひとことメモやレシピもつけてます。


—先日大豆の種まきもFacebookで募集していましたよね?

どんどん発信して畑の草取りも大豆の種まきも収穫も、色々な人たちと一緒に作業をしています。一緒にお味噌もお醤油も作っています。去年大豆が300kg近く収穫できて、今お醤油づくりが楽しい!もっと発酵がやりたいですね。

11月のまるまるマルシェ当日は、石山さんに大豆のワークショップをやってもらおうかなと考えています。

「くるり棒」という道具を使って脱穀する過程を体験。(予定なので変更になることもあります。)


写真:三谷 浩


【石山草子農園データ】石山草子

生産地:相模湖近くの奥畑地区(野菜)、千木良(大豆)

規模:2.2反

栽培品目:約40品目

栽培方法:無農薬、無施肥。一部米ヌカと腐葉土使用

出店情報:第1、3火曜ビオ市(藤野倶楽部)

つくいやさい宅配 http://www.tsukuiyasai.com

blog: http://comecafe.jp

Fb:https://www.facebook.com/comecafe.jp/?fref=ts

https://fujinomarumarumarche.localinfo.jp/posts/1118794

醗酵の郷つくい

いま生きているイノチに手を添えて、 あたらしいイノチに生まれ変わる不思議。 地上に満ちるイノチの無限。 言葉を持たない天の餐。 醸して。食べて。つながって。

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