レポ!まんぼう✕つっちー 「なぜあのまちに人があつまるの?」

11.29(火)まんぼう✕つっちー「なぜあのまちに人があつまるの?」

藤野で全国で活躍されているお二人をお招きしたワークショップ

レポートです!!


醗酵の郷つくいで目指す醗酵とは、食べ物にとどまりません。


手を動かして育てて醸して、つながって、最後に私たちの郷、つくいがまるごと醗酵してほしいと思うのです。

見渡せばいま、全国各地でホットに、賑やかに醗酵している地域があるようではありませんか。

それで。

greenz.jpほか、様々なメディアで全国各地の現場を取材・発信している藤野在住の「まんぼ

う」こと平川友紀さんの登場です。 

子どもの頃から作文が大好きで、それが仕事になってライターに。

ロックも大好きだったから、音楽インディーズ雑誌編集長をしていたことも。

2006年体調不良をきっかけに、あんなに大好きだった書くことを辞めて藤野に移住。

藤野に住み始めたら元氣になって、仕事をくれる人もいたので

また書くように。

地域リトルプレス「フジノぼん」も4冊ほど発行。

greenz.jpほか、様々なメディアで全国各地の現場を取材・発信している。


記事にはいいことしか書かない(書けない)

本当はその中に、紆余曲折のたくさんのエピソードがあって

それぞれの町の魅力、記事には載せられなかった内容や分析も含めて

まんぼうセレクションを紹介してくれました。

greenzのまんぼう記事に詳細があるので

そちらもお楽しみください。


【松戸市 MAD City】

「コミュニティはデザインできません!」MAD City4年目を迎えた寺井元一さんに聞く、“まちづクリエイティブ流まちづくり”の本質とは?


JR松戸駅西口の半径約500メートルエリアを対象に“もともと存在するまちの発展というよ

り、むしろ新しいまち(クリエイティブな自治区)をつくってしまおう”と提案する斬新な発

想で注目を集めた、千葉県松戸市のまちづくりプロジェクト「MAD City」。


その後多くの紆余曲折を経て

コミュニティデザインってのは、そもそもできないんじゃないか

と行き着いたいきさつなんかも詳しく。


その他2つの地域についても

取材したり、実際潜入したりしたまんぼうちゃんならではの視点で紹介してくれました。


【島根県 海士町】

“いなかセンス”と”とかいセンス”、どっちも大事!地域コーディネーターを育てる海士町の「めぐりカレッジ」体験記(前編)

百聞は一見に如かず!海士町合宿で学んだ「地域で仕事をする心構え」とは?「めぐりカレッジ」体験記(後編)


【徳島県 上勝町】

なぜ人口1700人の町に魅力的な起業家が集まるのか? その理由を探すために、徳島県上勝町に行って来ました!(前編)

人口1700人なのに起業する人が続々…徳島県上勝町で何が起きているのか?「一般社団法人ソシオデザイン」大西正泰さんに聞いた田舎で起業家を増やす方法(後編)



じゃあ私たちが住む藤野ってどうなの?

という話に。


全国各地、面白い場所ばかりみているまんぼうちゃんからしても

藤野ってやっぱり最高に面白いし大好きな町だそう。

(ただし、面白いところに住む人たちは「うちの町は最高!」と

みんな思っている byまんぼう)


でも最近ちょっとお腹いっぱい感が。

何故なのか?

じゃあどうしたら?

なんていう話もとっても面白かった!!


特にまんぼうちゃんが発酵デザイナーの小倉ヒラクさんに取材した時に

腑に落ちたという

「豪族2.0」というキーワード!

キーワードは”豪族2.0″! これからは一旗あげるために地方へ行く。発酵デザイナー・小倉ヒラクさんが考える、今とこれからの日本のカタチ


今は藤野の周辺の地域

相模湖・津久井・上野原が熱い!

っていうのも確かにそうだな〜と思ったのでした。

途中大和家さんの伸さんがランチを用意してくれました。

毎度思うけど伸さんのスープって最高

(もちろん餃子は安定の旨さです)


さて、後半は「つくい」で様々な活動を手掛ける「つっちー」こと土屋拓人さんと

お二人でトーク。

つっちーが移住してきた時に

「挙動不審のヤバイ奴が来た!」ともっぱらの噂だったとまんぼうちゃん。


まずはつっちーがどういった仕事をして生計を立てているか!? の謎に迫る

月3万円ビジネスのお話から。


まんぼうちゃん曰く

藤野で一番勢いのあるイベントという

つっちーが手がけているビオ市/野菜市の紹介も。

ビオ市のメンバー


いつも縁の下でグルグルと動き続け

表舞台にはあまり登場しないお二人の

珍しい対談となったのでした。


最後にお二人の野望を。 


まんぼうちゃんの野望

「高尾〜大月間くらいの中央本線沿いエリアの

情報誌をつくる!」

いや、できちゃうでしょ。


つっちーの野望

「藤野周辺(つくい、相模湖、上野原)エリア全体を長期滞在型リトリートセンターにしたい」


「これから移住してくる人に【家+人脈+月3万円ビジネス】をセットで紹介したい。」


「脱SNS

地域の人たちみんなで更新できる地域の紹介WEBサイト(wordpress)をつくりたい

(まずは農家さんたちから!HELP!援農掲示板や採れたものやWS紹介など)」


これらの野望はなんとな〜く動き始めているし

つっちーが言うとどんなことでも形になっていく氣がしちゃうのも面白い。

参加者さんも濃い方ばかりで

最後のシェアリングの時間も楽しかったです!


たまたま千葉から居合わせた参加者さんが言っていた

「いきなりディープなところに来ちゃいました」

というコメントが今日のお話会を表していました〜


greenz.jpって?

ソーシャルデザインを取り上げている月平均35万ユーザーという人氣のWEBマガジン。

「ほしい未来は、つくろう。」がコンセプト。社会的な課題を一石何鳥にも解決するグッド

アイディアを紹介している。日本初の寄付メディアを目指している。


平川友紀 プロフィール

リアリティを残し、行間を拾う、ストーリーライター greenz.jp シニアライター/エディター/編集ディレクター 1979年生まれ。

20代前半を音楽インディーズ雑誌の編集長として過ごし、生き方や表現について多くのミュージシャンから影響を受けた。体調を崩したことをきっかけにマクロビオティックを学び、持続可能なライフスタイルを模索し始める。2006年、神奈川県の里山のまち、旧藤野町(相模原市緑区)に移住。その多様性のあるコミュニティにすっかり魅了され、現在はまちづくり、暮らし、コミュニティを主なテーマに執筆中。通称「まんぼう」。  


醗酵の郷つくい

いま生きているイノチに手を添えて、 あたらしいイノチに生まれ変わる不思議。 地上に満ちるイノチの無限。 言葉を持たない天の餐。 醸して。食べて。つながって。

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